病院再生のフロー
病院再生の基本的フローは次のものです。

(1)DD(Due Diligence=詳細に調査を行うこと)の実施
公認会計士等による財務DD、及び特殊な方法での専門家による医療DDを行います。同時に法務も法務をも含むマネジメントの詳細についても当社独自のチェック項目によりDDが行われます(ハードDDについては別途ストラクチャーチームがこれを必要に応じて事後行うこともあります)。
(2)課題の抽出
上記から、網羅的に課題を抽出しますが、想定する課題に併せて現状がどうかを確認する方法をとります。
(3)戦略決定
マーケットや設備、医師、組織全体のスキルの現状から努力して達成できる最大限の領域を想定します。もともと返済が必要なキャッシュフローからの分岐点分析を実施し、各標榜科別に収支目標を設定。患者数と日当点の設定を行い医療行為にブレイクダウン。医師とのミーティングを継続しながら実際の診療ラインを割り出していきます。
不足する資源については、どのようにそれらを確保していくのか徹底的に可能性を議論し、試行錯誤法により複数の与件の整合性を取る形で、戦略の方向と数値目標を設定していきます。
DDがうまくいっていなければこの段階で、再調査を行うことをも含め、かなり詳細な対応を行います(必要なエビデンスを病院がもっていないことがあり、数値の算出を行うためには時間が不足することもありますが、一定の仮説を前提に焦点を絞ることでこれらをクリヤーすることが多くあります)。
(4)再生スキーム確定
通常の財務リストラや金融手法を駆使することで、財務的な支援を仰ぎ、上記と併せて再生が可能かどうかをパラで検討します。
ただ、(3)でフリーキャッシュというより、も営業キャッシュをどれだけ得られるのかが想定できなければ、金融部分についての検討ができず、(3)と(4)にはタイムラグがあります。
(5)関係者協議
病院側と金融機関者は過去にも話し合いを継続してきています。ここにホワイトボックス社が参加すること。さらに経営資源を補うためや一定のストラクチャーに必要なプレイヤーを集め、あらゆる角度から議論を行うことがこの段階の機能になります。
(6)事業計画立案
上記ができれば、事業計画は容易にできあがります
(7)再生計画立案
行動計画が必要です。金融支援や内外戦略の確定が行われたのち、詳細な行動計画を立案します。
実はこの段階がとても難しく、折角設定した事業計画が達成されず、何度も見直しが行われるようなことにならないよう、病院関係者は決定した事項は必達するという意識にならなければなりません。また、継続的に再生計画が実行されるよう継続的にホワイトボックス社が関与することになります。
(8)再生スタート
これらについてのディテールは実際に多くのノウハウによる構成されているため、ここでは明らかにできません。
具体的な案件として成立することを前提として説明が行われます。
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2009年08月01日






